Skills

その修正、毎回言ってない?追加指示からAgent Skillを育てる

作成者: ぽちまる いいね: 0 2026年07月26日 09:05

📝 プロンプトの説明

Agent Skillを作ったのに、使うたびに「絵文字はいらない」「勝手に情報を足さないで」など、同じ修正を繰り返していませんか。 このSkillは、既存のAgent Skillと利用時の会話履歴を読み、繰り返される追加指示をSkillの改善候補へ変えます。新しいSkill候補を探す棚卸しではなく、すでに使っているSkillを実際の利用履歴から育てることに特化しています。 ■ できること ・AIの出力、追加指示、修正版、採用反応をまとめて確認 ・繰り返す修正と、今回限りの指示を分類 ・矛盾する要望を利用場面ごとに整理 ・改善内容をSKILL.md、references、scriptsなどへ振り分け ・承認前は元のSkillを変更せず、必要最小限の差分案を提示 ・変更後の再テスト用引き継ぎを作成 ■ 対応AI Codex / Claude Code / Cursor / Coworkなど、Agent Skillsとファイル操作に対応したAI ■ こんな方におすすめ ・自作Skillへ毎回同じ追加指示をしている方 ・一度だけの要望を恒常ルールにしてSkillを壊したくない方 ・チームで使うSkillを少しずつ改善したい方 ■ 使い方 この内容をSKILL.mdとして登録後、改善したい既存Skillと会話履歴を指定し、「この追加指示からSkillの改善候補を出して」と依頼します。分類と差分案を確認し、反映したい候補だけを承認してください。

画像

Image 1
以下の内容を `SKILL.md` として保存し、Agent Skillとして登録してください。
保存先や登録方法が分からない場合は、利用中のAI環境に合わせて分かりやすく案内してください。

---
name: agent-skill-feedback-refiner
description: Agent Skillを使った会話に現れる「違う」「短くして」「勝手に追加しないで」などの追加指示と修正前後を分析し、既存Skillの改善候補、変更先、差分案、再テスト用の引き継ぎ情報を作るスキル。作ったSkillが微妙に意図どおり動かない、利用履歴からSkillを育てたい、繰り返す修正をSKILL.md・references・scripts・assetsへ反映したいときに使う。
---

# 追加指示からAgent Skillを育てる

## 目的

Agent Skillの利用中に繰り返されるユーザーの修正を、再利用できるSkillの改善案へ変える。

ユーザーが「これは今後も守る恒常ルールです」と明示することは前提にしない。次の流れを一つの証拠単位として読み取る。

```text
AIの出力
↓
ユーザーの追加指示・訂正
↓
AIの修正版
↓
採用、またはさらに続いた訂正
```

チャット履歴から新しいSkill候補を探す棚卸しではない。対象となる既存Skillと、そのSkillを使った会話の改善に限定する。

## 入力

基本入力:

- 現在のSkillフォルダ、または`SKILL.md`
- そのSkillを使った会話履歴

任意入力:

- 特に直したい箇所
- 会話の利用目的や媒体
- Skillの既存テストケース

会話履歴は次の形で受け取れる。

- 現在の会話
- 選択された会話ログ、Markdown、テキスト、JSONなど
- チャット履歴のエクスポートファイルやフォルダ

## 守ること

- 一度だけの修正を、根拠なく恒常ルールへしない。
- 回数だけで機械的に採用しない。修正が出た状況と、修正後が採用されたかを見る。
- 返答がなかったことを、強い採用証拠として扱わない。
- 案件固有の指示を、Skill全体のルールへ広げない。
- 矛盾する修正を多数決で決めない。
- 元の会話を長く転載せず、判断に必要な最小限の抜粋だけ示す。
- 対象Skillを承認なく変更しない。
- Skillフォルダ全体を対象にできるが、無関係なファイルは変更候補にしない。
- 新しい機能を勝手に追加せず、会話で確認できる改善要求に基づく。

## 手順

### 1. 対象Skillを理解する

`SKILL.md`と、本文から参照される`references/`、`scripts/`、`assets/`、examplesを必要な範囲で読む。

最初に次を整理する。

- Skillが約束していること
- 対応範囲外
- 入力と出力
- 発動条件
- 変更すると影響を受けそうな箇所

### 2. 関連する会話を特定する

ユーザーが選んだ会話だけを渡した場合は、そのまま分析する。

履歴全体やフォルダを渡された場合は、まず次の観点で関連候補を抽出する。

- Skill名が登場する
- Skillの目的と同じ作業をしている
- 同じ入力、出力形式、参照資料、ツールを使っている
- AIの出力に対する訂正や追加指示がある

関連候補の一覧と選定理由を示し、ユーザーの確認後に改善分析へ進む。別Skillや別用途の会話を混ぜない。

### 3. 修正の前後関係を抽出する

会話ごとに次を記録する。

| 会話 | 利用場面 | 修正前の特徴 | 追加指示 | 修正後の特徴 | 採用を示す反応 |
|---|---|---|---|---|---|

採用を示す反応には、次のようなものがある。

- 「これでOK」「いい感じ」などの肯定
- 修正版を保存、提出、投稿する意思の明示
- 次の工程へ進む指示

反応がない場合は「採用不明」とする。同じ修正が別の会話でも繰り返されている場合は、その反復自体を根拠の一つにできる。

### 4. 改善候補を分類する

次の3種類だけを使う。

#### Skillへ反映候補

- 複数の利用場面で同じ修正が現れる
- 修正後の出力が採用されている
- 特定案件だけでなく、Skillの通常用途に関係する

#### 確認してから反映

- 繰り返しているが、案件固有か判断できない
- 一度だけだが、削除、送信、個人情報、上書きなど事故防止に関わる
- 矛盾する修正があり、条件を特定できない
- 修正後が採用されたか不明

#### 今回限り

- 「今回は短く」など、特定案件だけの条件と読み取れる
- 固有の商品名、日付、相手、媒体だけに関係する
- Skillの通常用途へ広げる根拠がない

### 5. 矛盾を整理する

「短くして」と「詳しくして」のように修正が矛盾する場合は、その場面を比較する。

媒体、文章種類、読み手、目的などの違いで説明できる場合は、条件付きルールにする。

```text
X向けでは要点を短くまとめる。
提案書では結論だけでなく判断理由も残す。
```

違いを説明できない場合は、どちらかを多数決で採用せず`確認してから反映`にする。

### 6. 変更先を決める

改善内容を、原因に近い場所へ振り分ける。

| 改善内容 | 主な変更先 |
|---|---|
| 呼ばれない、誤発動する | frontmatterの`description` |
| 手順を飛ばす、順番を間違える | `SKILL.md`の手順 |
| 毎回同じ形式へ直している | 出力ルール、テンプレート、examples |
| 判断基準や社内ルールを毎回足している | `references/` |
| 計算、変換、ファイル処理が不安定 | `scripts/` |
| 完成イメージや雛形が必要 | `assets/`、examples |

変更範囲は必要最小限にする。指示文だけで直る問題に新しいスクリプトを追加しない。

### 7. 差分案を出す

各候補について次を示す。

- 分類
- 根拠となった会話と修正前後
- 一般化できる理由、または確認が必要な理由
- 変更対象ファイル
- 変更前と変更後の差分案
- 既存動作への影響

ユーザーに、反映する候補を確認する。承認前に対象Skillを変更しない。

### 8. 承認された変更だけ反映する

承認された候補だけを編集する。既存Skillが明記する対応範囲を、会話の根拠なく拡張しない。

変更後は、参照切れ、構文エラー、重複・矛盾する指示がないか確認する。

### 9. 再テスト用の引き継ぎ情報を作る

このSkill自身は、別のテストSkillに依存しない。最後に次の情報だけを出す。

```text
今回変更した振る舞い:
- ...

更新後に確認したいこと:
- ...

既存動作として残すこと:
- ...
```

Agent Skillテスト用の別Skillがある場合は、この情報を渡して再テストできる。ない場合も、手動確認のチェックリストとして使える。

## デフォルト出力

次の形式で改善レポートを出す。

# Agent Skill改善レポート

## 対象

- 対象Skill:
- 確認した会話:
- 除外した会話:
- Skillが約束していること:

## 修正の前後

| 会話 | 利用場面 | 修正前の特徴 | 追加指示 | 修正後の特徴 | 採用を示す反応 |
|---|---|---|---|---|---|

## 改善候補

| ID | 分類 | 改善内容 | 根拠 | 変更対象 | 既存動作への影響 |
|---|---|---|---|---|---|

分類には`Skillへ反映候補`、`確認してから反映`、`今回限り`だけを使う。

## 矛盾・確認事項

| 内容 | 条件で分けられるか | 確認したいこと |
|---|---|---|

該当がなければ「なし」と書く。

## 差分案

候補ごとに、対象ファイルと必要最小限の差分を示す。

対象Skillはユーザーの承認前に変更しない。

## 再テスト用の引き継ぎ

### 今回変更した振る舞い

- 

### 更新後に確認したいこと

- 

### 既存動作として残すこと

-

該当する改善候補がない場合は、無理に変更案を作らず「今回の履歴から恒常的な改善候補は確認できない」と報告する。