ByteDance「Seedance 2.0」が世界で話題 ― 動画生成AIがハリウッドを揺るがす
新機能・リリース 2026年02月15日
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ByteDance「Seedance 2.0」が世界で話題 ― 動画生成AIがハリウッドを揺るがす

ByteDanceが2026年2月上旬にリリースした動画生成AI「Seedance 2.0」が、世界中で大きな話題を呼んでいます。テキストや画像から高解像度の動画を自動生成できるこのAIに対し、映画業界からは著作権侵害への懸念が表明される一方、X(旧Twitter)上では驚きと期待の声が多数投稿されています。

概要

「Seedance 2.0」は、ByteDanceが開発した動画生成AI(テキストや画像の指示から動画を自動生成するAI)です。PYMNTS報道によると、音声・映像を同時に生成する統合型アーキテクチャ(仕組み)を採用し、台詞・環境音・効果音を映像に合わせて自動生成できます。現在は中国国内のByteDance動画編集アプリ「Jianying(剪映)」で利用可能で、グローバル版「CapCut」への展開も予告されています。

詳細

1. テキスト入力から動画を自動生成

報道によると、Seedance 2.0はテキストまたは画像を入力するとマルチショット動画(複数のシーンで構成された動画)を生成します。複数シーンの内容を自動で解析し、キャラクターの見た目を一貫して保ちながら物語を展開できるのが特徴です。なお、SNS上ではアニメを実写風に変換するような使い方も投稿されていますが、この機能が公式仕様かどうかは確認されていません。

2. ハリウッドが著作権侵害を問題視

Variety報道によると、米国の映画業界団体MPA(Motion Picture Association)はSeedance 2.0が著作権侵害のツールとして使われていると批判しています。実在の俳優の肖像を使ったAI動画が拡散されたことが問題視されました。またTechNode報道によると、ByteDanceは顔写真から音声を生成する機能について、同意なく声が生成されるリスクが指摘されたことを受け、リリース直後に一時停止しています。肖像権や音声クローンの同意取得など、具体的な法的論点が今後の焦点になると考えられます。

3. SNSで拡散される「Seedance 3.0」の未確認情報

X上では、次世代版「Seedance 3.0」に関する未確認のリーク情報も拡散されていますが、ByteDanceからの公式発表はなく、内容の検証はできていません。現時点ではSeedance 2.0の動向に注目するのが現実的です。TechCrunchによると、CapCutでのグローバル展開も予定されており、広告クリエイティブの試作や社内説明動画のプロトタイプ作成など、ビジネスでの活用を検討する際は著作権・肖像権の法的リスクも含めて動向をチェックしてみてください。

出典