これ一つでAIの出力結果の説得力がグッと上がる!ファクトとオピニオンを分ける思考整理術
コラム 2026年02月16日
#AI活用 #思考整理 #ライティング #入門

これ一つでAIの出力結果の説得力がグッと上がる!ファクトとオピニオンを分ける思考整理術

「なんとなくそう思うんだよね」で終わってしまう話し方、していませんか?
実は、自分の意見に説得力が出ない原因のひとつは「事実」と「意見」がごちゃ混ぜになっていることにあります。
今回は、AIを使ってこの2つをスパッと分ける方法を紹介します。初心者でもすぐ試せるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

概要

「ファクト(事実)」と「オピニオン(意見)」を分けるだけで、あなたの話は驚くほど論理的になります。
AIにお手伝いしてもらって、サクッと文章の説得力をあげちゃいましょう:)

こんな方におすすめ

  • 報告や提案が「なんとなく」で終わりがちな方
  • AIに指示を出しても、出力がふわっとして説得力に欠けると感じている方
  • 論理的な文章の書き方を学びたいけど、本を読む時間がない方
  • プレゼンや企画書の説得力をもう一段上げたい方

詳細

1. そもそもファクトとオピニオンって何が違うの?

まず、基本をおさえておきましょう。

ファクト(事実) は、誰が見ても変わらないこと。証拠やデータがあるものです。

  • 「今日の気温は35度だ」
  • 「テストで80点を取った」
  • 「昨日の売上は10万円だった」

オピニオン(意見) は、人によって感じ方が違うもの。あなたの考えや感想です。

  • 「今日は暑い」
  • 「頑張った」
  • 「売上はいまいちだった」

どちらが正しいとか悪いとかではなく、大事なのはこの2つを混ぜないことです。
論理的な文章というのは、「言いたいこと(オピニオン)」が「証拠(ファクト)」にしっかり支えられている状態のこと。
話がふわっとしていたり、話に説得力がない方は、オピニオンだけで話している可能性大!
でも、自分だとなかなかわからない・・・。そんな時こそAIの出番。

2. AIに「論理構成」を手伝ってもらおう

では、実際にAIを使ってみましょう。やることは3つだけです。

まずは自分の考えをAIにぶつけて、仕分けてもらう。

たとえば、こんなふうに聞いてみてください。

プロンプト:あなたは「論理的思考のコーチ」です。
私がこれから話す内容を、「客観的な事実(ファクト)」と「主観的な意見(オピニオン)」に分解してリストアップしてください。

私の話:
「最近、部活の雰囲気が悪い気がするんだよね。みんなやる気がないというか、練習に来てもダラダラしてるし。このままじゃ次の大会は勝てないと思うから、もっと厳しくしたほうがいいかな?」

するとAIが、こんなふうに分けてくれます。

ファクト(事実)
(具体的な事実が含まれていません。「ダラダラしている」は主観の可能性があります)

オピニオン(意見)

  • 部活の雰囲気が悪い
  • みんなやる気がない
  • 次の大会は勝てない
  • もっと厳しくしたほうがいい

こうして並べてみると、自分の話が「感想ばっかりだったんだ」と気づけるんです。
仕事でも同じで、「売上が落ちてる気がする」「チームの士気が低い」といった報告は、ほぼオピニオンです。まずはAIに仕分けてもらうところから始めてみましょう。

次に、足りない「ファクト」をAIに聞いてみる。

私の話はオピニオンばかりでした。
「もっと厳しくしたほうがいい」を周りに納得させるには、どんな「事実(データや具体的な行動)」を集めればいいですか?
確認すべきポイントを3つ教えてください。

AIからはこんなヒントが返ってきます。

  1. 練習の参加率や遅刻数 — 「ダラダラ」を数字で証明できませんか?
  2. 練習メニューの消化率 — 以前と比べてこなせる量が減っていませんか?
  3. 過去の大会成績との比較 — 「勝てない」と言える客観的な根拠は?

ビジネスなら「会議の出席率」「KPIの達成率」「前年同月比の数字」に置き換えて考えてみてください。やることは同じです。

3. 事実を足して「最強の構成」に組み立て直す

ヒントをもとに事実を集めたら、最後はAIにまとめてもらいましょう。

以下の「事実」を加えて、私の主張を論理的に再構成してください。
フレームワークは「PREP法(結論→理由→証拠→結論)」を使ってください。

追加する事実:
・遅刻する人が先月より3人増えた
・練習中の私語で、メニューが最後まで終わらない日が週2回ある
・ライバル校の公式サイトによると、先月から平日練習が1時間延長されている

完成版はこんな感じになります。

結論: 練習のルールを少し厳しく見直すべきです。
理由: 練習の質と量が明らかに低下しており、大会での敗北が懸念されるからです。
証拠: 先月に比べて遅刻者が3名増加し、私語により練習メニューが消化できない日が週に2回発生しています。
結論: ライバル校が練習量を増やす中、このままでは勝てません。規律を正しましょう。

最初の「なんとなく雰囲気が悪い」とは、まるで別物ですよね。
提案書や報告書でも「PREP法でまとめて」と一言添えるだけで、AIが論理的な構成に仕上げてくれます。
文章で欲しい方は、「PREP法でまとめて。箇条書きではなく文章にして欲しい」とAIに伝えると文章にしてくれるのでおすすめです(´ ˘ `)

まとめ

ファクトとオピニオンを分ける手順は 3つ です。

  1. 分ける — 「これは事実? 意見?」とAIにツッコミを入れてもらう
  2. 探す — 「説得するにはどんな証拠がいる?」とAIにヒントをもらう
  3. 組む — 「PREP法でまとめて」とAIに清書させる

このプロセスを何度かやっていくと、AIなしでも自然と「事実と意見を分けて考えるクセ」がついてきます。
仕事の報告書やプレゼン、友達との議論まで — 使える場面はたくさんあるので、ぜひ一度試してみてください。

今すぐ試してみよう

この記事で紹介した3ステップを、そのまま実行できるプロンプトを用意しました。
あなたの考えを入力するだけで、AIがファクトとオピニオンの仕分け → 証拠の提案 → PREP法での再構成を一気にやってくれます。

自分の主張を「感想」から「提案」にレベルアップする